日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)と日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(本社:神奈川県茅ケ崎市、社長:片桐 隆夫 略称:NMC)は4日、2025年のモータースポーツ活動概要を発表しました。
「日産/NMCは、今年も新しい挑戦、変化に全力で取り組んでいきます」と、日産自動車のモータースポーツビジネスユニットヘッドであり、NMCのCEOを務める片桐 隆夫は述べました。「日産はカーボンニュートラル社会の実現に向け、モータースポーツにおいても電動化に取り組んでいます。参戦7シーズン目となるフォーミュラEでは、新たに導入されたGEN3 Evo規則のもと、早くも第2戦で優勝し、その成果を見せています。SUPER GTは、先日発表の通り、新たな体制で、今年こそシリーズチャンピオンを奪還するために、鋭意準備を進めています。さらにGT-RやZをベースとしたカスタマー向けのレーシングカーの供給と技術サポートを通じて、モータースポーツのさらなる価値向上にもつなげたいと考えています。今シーズンも、世界中のお客様や日産/NISMOファンの皆様にわくわくをお届けします」
【ワークスプログラム】
1.ABB FIAフォーミュラE世界選手権
日産は世界中のお客さまにゼロエミッションの電気自動車の楽しさをお届けするため、今シーズンもABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦しています。シーズン11からGEN3 Evo規則が導入され、AWDやボディキットの強化をはじめとするアップデートが行われ、これまでで最速のフォーミュラEカーとなっています。オリバー ローランドは23号車、またノーマン ナトーが17号車のNissan e-4ORCE 05で戦います。今シーズンは既に開幕しており、1月にメキシコシティで行われた第2戦では、ローランドが今シーズン初優勝を飾りました。